20170809

Twitterでは脳死発言しか出来なくなったので書く。

昨今オタク文化グローバル化によく出くわす。海外、特に東アジア出身のイラストレーターはもはや業界で当たり前の存在になっている。昔は違法サイトだった中国版ニコニコ動画ことbilibili動画はオフィシャルに配信するようになっている。日本のオタク文化の極地であろう淫夢やクッキー☆も、特に後者は当たり前のように海外でもコミュニティが存在する。美少女ゲームも、先日『素晴らしき日々〜不連続存在〜』のKickstarterが始まり、Steamではメジャータイトルの配信が順調に進んでいる。一昔前であれば、エロゲーをやる海外オタクは猛者と表現する他なかったが、美少女ゲームのシンポジウムも今年開催されるなど発展を遂げている。アニメーションこそ現時点では規模は異なるとはいえ『RWBY』など日本のオタク的なものを吸収して新たな展開をみせている。

もはやオタク的なるものが、日本固有のものであるという理解は困難な時代に突入している。もちろんこれはクレオール的な意味でのグローバル化の実践であり歓迎すべきものである。しかし、なぜここまでオタク文化、もといキャラクター文化は普遍的なのだろうかという問いはあっても良いと思う。ダメか?